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圧倒的なiPhoneのシェア: 米国のスマートフォン利用状況 [モバイル]

米国のスマートフォン市場でiPhoneの利用が爆発的に伸びている、というレポートが発表された。iPhoneが伸びていること自体は驚くに値しないが、スマートフォンからのネット利用全体の半分を占めているというデータは興味深い。

引用: Report: iPhone and Android taking everyone else’s market share
VentureBeat 2009/3/24

The iPhone’s operating system provided 50 percent of U.S. advertising requests to Admob last month, according to a report the mobile ad network published today.

ここで報じられているシェアの定義だが、端末の販売台数ではなく、各端末からの"Advertising Requests”の数となっている。Ad Request(広告掲載のリクエスト?)、インプレッション、クリックといったネット上の利用状況をカウントして割り出したものらしい。各スマートフォンによるネットの利用状況を見ることが出来そうだ。



この数字で興味深いのは、何といってもiPhoneの躍進ぶりだろう。半年前の2008年8月の段階ではわずか10%のシェアしかなかったものが、2009年2月には50%まで増えている。端末のリプレースが進んだか、あるいはiPhoneのユーザはネット利用頻度が高いということを意味しそうだ。



データを発表したAdMobのサイトから、オリジナルのレポートをダウンロードできる。それを見ると、下記のようなこともわかる。



  • WorldWideの携帯電話全体の中でもAppleの市場シェアは2位と高い。単独の端末としてiPhoneは最高位にランク。
  • イギリスでもiPhoneのシェアは最高位。
  • インド、インドネシアといったエマージング国では相変わらずNokiaの力が絶大。


このデータだけでスマートフォン市場の全体を語ることは出来ないが、「利用状況」という観点から見たときにはiPhoneが急速に普及している様子を見ることが出来る。少なくとも、米・英に限っていえば、iPhoneは急速に普及しているようだ。



なぜ米国でiPhoneがここまで普及しているのだろうか。



諸説あろうが、個人的にはゲーム・プラットフォームとしてのiPhoneに注目している。



iPhoneがらみの記事はネット上に溢れているが、ここ数ヶ月はiPhone上でのゲーム関連の話題が急速に増えている気がする。iPhoneは「電話機」としてよりも「ゲーム機」として普及しているのかも知れない。不景気下の「巣篭もり消費」ともあいまって、手軽な娯楽としてiPhoneのアプリを楽しむ人が増えているということではないか。ビジネス用途ではなく、娯楽用途として普及しているとしたらいかにもAppleらしい。ゲーム機と考えればビジネス用端末よりも桁違いの市場を期待できる。



もちろんiPhoneでダウンロードできるアプリにはゲームだけでなく、各種の便利ツールが揃っている。日本語版アプリより、圧倒的に英語によるアプリは層が厚そうだ。そうした層の厚みがiPhone人気を支えているというのも事実だろう。しかし、ダウンロードで人気のアプリにゲーム的、エンタメ的なものが少なくない。そんな風にみている。



アメリカ人には日本でなぜiPhoneが普及しないのか不思議でならないようだ。キーボードがないとか、絵文字が使えない(その後使えるようになった)とか、いろいろと理由はあろうが、ゲームのプラットフォームとしてみたとき、日本ではすでにNintendo DSやPSPといった携帯ゲーム機が既に普及しているため、ゲーム機としてのiPhoneの参入余地は限られてしまう、というような仮説もあり得るのかも知れない。


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